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<仙台L>千葉監督今季限り 後任に越後氏

千葉泰伸監督

 サッカー女子、なでしこリーグの仙台レディース(仙台L)を運営するベガルタ仙台は15日、仙台Lの千葉泰伸監督(45)が今季限りで退任し、新監督にJ1仙台ユース監督の越後和男氏(50)が就任すると発表した。正木裕史コーチ(37)も退任し、昨季までJ1仙台のDFとしてプレーしアカデミーコーチを務める村上和弘氏(35)がヘッドコーチに就く。
 仙台市のユアスタ仙台で記者会見があり、西川善久社長は「来年で創設から丸5年となる仙台Lをさらに飛躍させ、日本一、世界の頂点を目指すために決めた」と強調。越後氏は「目標に向かってしっかり戦っていく」と意気込んだ。
 越後氏は三重県出身の元日本代表。他クラブを経て、千葉監督と共にMFとして仙台でプレーし、1999年に引退した。トップチームのコーチを5季務め、2011年から現職。村上氏も三重県出身。昨季まで通算7年半にわたり仙台に在籍し、引退した。
 石巻市出身の千葉監督は12年、東京電力福島第1原発事故を受けて活動休止した東京電力マリーゼを引き継いで発足した仙台Lの初代監督に就任。同年、初参戦したチャレンジリーグを無敗で優勝に導き、15年、なでしこリーグで過去最高の2位と躍進した。今季はリーグ戦4位、カップ戦では4強入りした。
 千葉監督は12月の皇后杯まで指揮を執り、その後は女子選手の育成や競技普及に当たる予定。ユース監督は決定次第、発表される。
 仙台Lは来季、チーム名がマイナビベガルタ仙台Lとなり、4年間は命名権を得る就職情報会社マイナビ(東京)の支援を受けた強化に踏み出す。

<千葉監督「成長させてもらった」>
 「女子サッカーに携わったのは初めてで、5年間は正直長かった。でも、その中で成長させてもらった」。今季限りで退任する千葉監督は、会見で開口一番、感謝の言葉を述べた。
 初代監督として苦労を重ね、昨季、なでしこリーグ2位に躍進。優勝争いを演じることができる強豪に育て、MF川村ら多くの日本代表も輩出。優勝を目指し、リーグ戦4位に終わった今季は「自分も選手も足りなかった部分がある。監督、コーチが代わり、優勝できるチームになると期待している」と望みを託した。
 12月には皇后杯の準々決勝が控える。「選手たちと一丸となって、最後に優勝という有終の美を飾りたい」と意気込んだ。


2016年11月16日水曜日


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