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<笑顔カレンダー>復興への想い届ける

「笑顔カレンダー」をPRする代表理事の吉川さん(左)と理事で妻の沙希さん

 東日本大震災からの復興を支援する宮城県七ケ浜町の一般社団法人「JACK IN SMILE」は、2017年版の「笑顔カレンダー東北」を発売した。365日分の笑顔とメッセージが入った写真を掲載するカレンダーの製作も7作目。今回は売り上げの中から、台風10号豪雨で被害を受けた岩手県岩泉町、久慈市などに支援金を贈る予定だ。
 写真は、協力してくれた人ににっこり笑ってもらって撮影。「復興に対する想(おも)い」など月ごとにテーマを設け、メッセージをそれぞれ書いてもらい、一緒に撮った。毎年3月に仙台市で開催される復興支援イベントで撮影するなどして、主に東北、北海道から集めた。
 「365日を笑顔で埋めよう」と被災者らに協力を呼び掛け、12年版からカレンダーの製作を始めた。16年版までの売り上げの中から計72万5000円を地元の七ケ浜町のほか、被災した自治体に寄付。16年版の支援金の一部は、震災で被災した岩手県野田村で地元の産業や生活の知恵を学ぶ講座「野田村大学」を運営するNPO法人に届けた。
 七ケ浜町出身で現在は盛岡市に住む代表理事吉川一利さん(27)は「台風などの自然災害が東北各地で続いている。震災の復興支援を目的に始めたが、これからは北東北側の視点を加えて活動を続けていきたい」と話す。
 カレンダーはA4判の見開きで、1000部作成。1部980円で、仙台ロフト(仙台市)のほか、「笑顔カレンダー」のホームページで販売している。連絡先は吉川さん090(2974)2253。


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2016年11月17日木曜日


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