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震災後休業…旧映画館から活気再び

映画館内で打ち合わせをする加藤代表(左)と福田マネジャー

 音楽やダンス、アイドルのステージを楽しめるイベント「音箱−ミュージックボックス−」が26、27の両日、宮城県大河原町のフォルテたのし館で初開催される。主催団体は東日本大震災後に休業した館内の映画館を会場として活用し、仙南地域全体のにぎわい再生を目指す。
 映画館のスクリーン前で岩沼市のシンガー・ソングライター猪股秋彦さんら15組前後が演奏を披露。ダンスのステージやコンテストが開かれる。
 アイドルグループの舞台もあり、県内を中心に活動するグループ「フレグランス」など約20組が出演。館内のボウリング場でアイドルと一緒にプレーを楽しむ企画もある。
 かつて飲食物を販売していた映画館のスペースを使って軽食を提供し、営業時の雰囲気を再現する。
 震災で被災した亘理町で復興支援活動に取り組んでいる団体「スタンドアップ亘理」などが企画した。加藤正純代表(35)は「映画館の休業後、仙南の住民が休日を過ごす場所が大河原から仙台圏に変わった。映画館の活用を通じて人の流れを仙南に取り戻し、震災復興を後押ししたい」と力を込める。
 映画館が休業したのは強い揺れで映写機などの機材が壊れたため。たのし館が入っている商業施設「フォルテ」の福田将来(まさき)マネジャー(30)は「映画館をうまく活用してもらえてうれしい。取り壊さずにいた意味があった」と喜ぶ。
 開催時間は両日とも午後0時半〜8時。入場料は1日2000円。連絡先は加藤代表080(6044)0296。


2016年11月17日木曜日


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