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認知症に理解を 福祉関係者ら劇団旗揚げ

初公演に向けて稽古に励むメンバー

 秋田県内の福祉関係者らが劇団「ちいさなお世話」を旗揚げした。劇団名には、幅広い世代に「大きなお世話」にならない程度に認知症や特殊詐欺のことを知ってほしいとの思いが込められている。秋田市で20日に行う初公演を前に、メンバーは「ユーモアを交えた楽しい舞台にしたい」と意気込む。
 劇団は同市の団体「多職種連携ネットワーク いいとこねっと」のメンバーを中心に今夏結成。同市や潟上市などの30〜50代の社会福祉士やデイサービス管理者ら男女14人が秋田市内で週1回、稽古している。
 劇は、ゴミ出しの方法を間違えるなど認知症の疑いがある高齢の女性を地域住民が支える日常を描く。合間に認知症の症状や相談機関などの説明を挟む。せりふは全て秋田弁だ。
 演技指導に当たる社会福祉士石塚正紀さん(40)=秋田市=は「現場で培った経験を生かした内容にした。自分もいつかはこうなるかも、と思いながら見てほしい」と話す。
 社会福祉士で劇団代表の八代雄市さん(37)=同=は「認知症は身近に患者がいないと分かりにくい。劇を通じて理解を促し、地域で見守る大切さを伝えたい」と語る。
 20日は秋田市の上新城上五十丁公民館で午後0時半開演。入場無料。依頼があれば出張公演もする。
 連絡先は、いいとこねっと018(874)8415。


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2016年11月17日木曜日


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