岩手のニュース

岩手復興ドラマ化 高橋克彦さん監修

制作発表会に出席した(左から)監修の高橋さん、主役を務める太田さん、刈屋さん

 岩手県は17日、東日本大震災からの復興の歩みをつづるテレビドラマを制作すると発表した。津波の教訓や助け合う被災者をドキュメンタリータッチで描く。震災の記憶の風化を防ぐのが狙い。監修は盛岡市在住の作家高橋克彦さん。主役俳優には県内在住者や出身者をそろえた。震災から6年を迎える来年2〜3月に公開する。
 県庁で制作発表会があり、高橋さんは「被災者にとって6年という歳月はあっという間。被災者の心情に寄り添い、励ますようなドラマにしたい」と抱負を語った。
 2部構成。第1話「日本一ちいさな本屋」は、大船渡市三陸町吉浜地区で手作りの絵本で震災を語り継ぐ家族の物語。第2話「冬のホタル」は、東京からボランティアで訪れた女性と震災で家族を亡くし葛藤する地元住民との交流を描く。
 原作は県内外から寄せられた75作品の中から選ばれ、盛岡市の作家道又力さんが脚本を手掛けた。
 第1話の監督は同市在住の下山和也さんで、主役俳優は宮古市出身の俳優太田いず帆さん。第2話の監督は北上市在住の都鳥拓也さん、伸也さんの兄弟が担い、主役は盛岡市の会社員刈屋真優さんが務める。
 語り手は陸前高田市出身の俳優の村上弘明さん。藤田弓子さん、長谷川初範さん、古谷敏さんが特別出演する。12月に県内で撮影を始め、来年2月に民放2局で放映する。3月には動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開する。


2016年11月18日金曜日


先頭に戻る