岩手のニュース

被災親子の悩み緩和 岩手・釜石に相談室

釜石市が開設したこどもの相談室

 東日本大震災による家族との死別や離別でストレスを抱える親子を支えようと、岩手県釜石市は17日、市中心部の青葉ビルに「こどもの相談室」を開設した。専任相談員が常駐し、子育てや家族関係での悩み解決をサポートする。相談は無料。
 震災から5年8カ月がたち、仮設住宅から災害公営住宅に引っ越すなど生活環境が激変。1995年の阪神大震災でも長期にわたり心身の不調を訴える子どもが増えたことを踏まえ、開設が必要と判断した。
 離婚と親子に関する相談事業を手掛けるNPO法人日本リザルツ(東京)に運営を委託。相談員は平日午前9時〜午後5時に電話や対面で相談を受け、必要に応じて専門機関を紹介する。
 12月以降、子どもの気持ちや養育に関する相談学習会、親子の交流イベントも企画する。現地で17日あった開所式典で日本リザルツの門井絵理子管理部長は「これからの釜石をつくっていく子どもたちの健やかな成長を守りたい」とあいさつした。
 相談室の連絡先は070(2023)2988。


2016年11月18日金曜日


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