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障害者に不適切指導 福島県「虐待ではない」

 福島県の知的障害児入所施設「大笹生学園」(福島市)で40代の男性職員が男子園生(17)にカッターナイフを持たせ、「自分(職員)を刺せ」などと発言した問題を巡り、県は17日、一連の不適切な指導は「心理的虐待には当たらない」との調査結果を公表した。この園生が今月上旬、先天性の心臓疾患で死亡したことも明らかにした。
 調査では、県と児童相談所の職員らが施設職員や園生本人に聞き取りした。園生は8月29日の指導後、通学する特別支援学校から施設に戻るのを渋る態度を2週間ほど示した。それ以外は普段と変わらず、「心理的外傷はみられない」と判断したという。
 園生は10月末に体調不良で入院し、亡くなった日に容体が急変した。県は「指導と死亡の間に因果関係はない」と説明した。職員に対する処分は事実関係を再び確認して検討する。


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2016年11月18日金曜日


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