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<入試のツボ>応用問題 入試と共通

◎高校受験・実力テスト(3)

 実力テストと定期テストの違いは、出題範囲の広さにある。そして実力テストの延長にあるのが、中学3年間の学習内容を集大成した入試だ。最も出題範囲の広い実力テストと言えるだろう。
 応用度の高さも実力テストと入試に共通する特徴だ。国語では初見の読解問題があり、英語は長文読解に挑む。数学も設定の複雑な文章問題が出る。
 公立高入試(5教科500点満点)では、正答率50%以上の問題を確実に正解すれば、総得点で平均点を約30点上回ることができる(表)。実力テストも、こうした点に留意して臨んでほしい。
 漢字や英単語、動詞の変化、理科、社会の用語記述といった基礎知識を問う出題は、3年分の教科書を確認、反復すれば得点できる。
 解く順序は、国語なら漢字から始める。すぐに解けなくても読み方、書き方を思い出すための時間を確保するためだ。
 大問には誘導形式のテーマ問題が多い。基本知識の確認から始まり、伏線によって気付きを与え、記述問題や証明問題に至る。一見すると難解な大問にも知識を問う問題やなじみのあるパターン問題が必ず含まれている。丸ごと失点しない粘り強さが欠かせない。
 長文問題では、日頃の学習態度が問われる。表のうち正答率が30%以上、20%以上の問題の3分の2は記述問題だ。読解し、思考し、記述するという積極的な学習態度が高得点の鍵になる。
(進学プラザグループ仙台本部校・山根伸吾講師)
=毎週土曜掲載


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2016年11月19日土曜日


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