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支援に感謝 あす東松島で「福幸まつり」

集団移転団地として高台に整備された野蒜ケ丘地区。住宅の建設が進む

 東日本大震災で被災した宮城県東松島市で、防災集団移転事業の最後となる「野蒜ケ丘」(野蒜北部丘陵)地区が整備され、市は20日、現地で「ひがしまつしま福幸まつり」を開く。復興支援への感謝を伝え、住民と新たな街の誕生を祝う。
 JR仙石線野蒜駅近くに整備された野蒜市民センターと奥松島観光物産交流センターの開所式が午前9時から行われ、3回目となる宅地引き渡し式もある。
 市民センター駐車場特設ステージで午前10時にイベントが開幕。宮野森小の児童たちが「ふるさと宮野森太鼓」を演奏するほか、カキ3000個や、だまこ汁1000食などを振る舞う。午後には餅まきをする。
 地場産品や友好都市の特産品などを販売する約60店舗が並ぶ予定。体験教室を開く奥松島縄文村歴史資料館、航空自衛隊の特設ブースなども設置する。
 市民センターでは、中学生がまちづくりをテーマにパネル討論する「みらいフォーラム」や、気仙沼市出身のシンガー・ソングライター熊谷育美さんらによるミニコンサートがある。
 野蒜ケ丘の集団移転促進事業は2012年11月に着工し、山林91.5ヘクタールを造成。JR仙石線が移設され、小学校や保育所、駐在所、消防署などを配置し、宅地278区画が整備された。
 災害公営住宅(170戸)は来年6〜8月に入居できる予定。災害公営住宅への入居終了後、市は「まちびらき」を検討する。


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2016年11月19日土曜日


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