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<ベガルタ>ユースと練習試合 攻撃的布陣模索

FW佐々木(右)の背後から前線へ駆け上がる野沢(左から2人目)

 J1仙台は18日、仙台市の紫山サッカー場で、仙台ユースと練習試合(45分2回)を行い、10−0(1回目3−0)で圧勝した。1回目は、FW杉浦の先制弾を含む2得点とDF小島のゴールで快勝。2回目はFW西村が4点、途中出場のFW金園が3点と、前線の2人だけで得点を量産した。

◎連係密に 前線活性化

 今季浮かび上がった課題について、渡辺監督は「中央から連係で相手守備を崩す場面が少なかった」点を挙げる。解決策となりそうなのが、攻撃的システムの「4−3−3」だ。高校生相手とはいえ、新布陣は一定の成果を残した。
 中盤のボランチを1人増やして逆三角形に3人配置し、FWを横に3人並べた。サイド攻撃が強みのこれまでの「4−4−2」に比べ、前線の選手間の距離が短くなることで攻撃の幅が広がる。
 1回目の試合で、FW3人の真ん中に陣取った野沢は「攻撃のレパートリーが広がり、楽しかった」と声を弾ませた。野沢は視野の広さ、正確なパスが特長。周囲の味方が増えて長所を最大限に生かせた。「(チーム全体で)もっと質を高めたい」と意気込む。
 西村は2回目に出場し、4ゴールと爆発した。「チームの新しい挑戦にどう関わっていけるか。しっかり考えながらプレーする」。言葉通り、FWの真ん中の金園がポストプレーで生んだ好機を見逃さなかった。
 渡辺監督は「ワンタッチプレーがもっと多ければよかったが、さまざまな攻撃のアイデアは出せた」と納得の表情。今季残りの練習試合でも、この布陣を試すという。来季を見据えた戦いは、もう始まっている。(狭間優作)


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2016年11月19日土曜日


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