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<青森市長選>県都決戦 早くも熱く

三村知事(右)の政治資金パーティーで「必ず市民の役に立ってくれる」と紹介される小野寺氏
「市民主役の市政」の継続を掲げ、鹿内前市長(右)と街頭に立つ渋谷氏
住宅街でマイクを握る横山氏。「アウガ中心のまちづくりからの脱却」を訴える

 20日告示の青森市長選は、元総務省職員小野寺晃彦氏(41)、元青森県議渋谷(しぶたに)哲一氏(55)の争いを軸に、元衆院議員横山北斗氏(53)が絡む。小野寺、渋谷両氏は複合商業施設アウガの再建策で活用案は異なるものの、公共化の方針で一致。一方で非自民系だった鹿内博前市長の路線継承については対立姿勢が鮮明だ。国政の与野党対決の構図も反映され、県都決戦は熱を帯びる。

 「停滞した政治を前に進める」と市政刷新を掲げる小野寺氏。支援する自民、公明両党は7年半続いた鹿内市政からの転換を狙う。擁立に関わった市議21人が実働部隊となる。
 三村申吾青森県知事も14日の自身の政治資金パーティーで小野寺氏を紹介し「地方行政に詳しく、まさに即戦力。志も高く、伸びしろがある」と支援を明確にした。ただ小野寺氏は「国政の代理戦争ではない。広く市民に支持してもらうため、超党派でやっていく」と語り、政党色を薄める戦略を練る。
 渋谷氏は「自民系市政に二度と戻してはならない」と強調し、鹿内氏の市民路線継承を打ち出す。16日には「勝手に応援する」と明言していた鹿内氏も街頭演説に参加。「市民主体の政治を続けてほしい」と期待した。
 支援する民進、共産、社民の野党3党は共闘で勝利した夏の参院選青森選挙区の再現を目指す。労働組合や市民団体とも連携するほか、告示後は党幹部級の国会議員も応援に立つ予定だ。
 衆院議員を2期務めた横山氏は夏の参院選への出馬を取りやめて臨む。「既成政党や組織の力は借りない。政策で判断してほしい」としがらみのなさをアピール。若年層、無党派層の取り込みを狙う。
 青森市長選には無職の尾崎全紀(まさのり)氏(45)も出馬を表明している。


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2016年11月19日土曜日


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