青森のニュース

<東通原発>規制委審査 断層現地調査へ

 原子力規制委員会は18日、東北電力東通原発(青森県東通村)の新規制基準に基づく適合性審査会合を開いた。東北電は重要施設直下にある断層について、追加調査を基に活断層ではないと改めて強調。規制委は年内に実施する現地調査を踏まえて慎重に確認する姿勢を示した。
 東北電は、原子炉建屋近くから取水路直下を通る「f−1」について、試掘坑を拡張して6月から実施した追加掘削の結果を説明。周辺の地形状況、断層が地下深部に続かないことなどを挙げ「活断層には該当しない」と説明した。同じく重要施設直下の「f−2」「m−a」も、追加資料で活動性を否定した。
 規制委は、f−1周辺にある複数の小断裂ができた要因など、地質構造の詳細な分析を要求。現地調査では、活動性が指摘される主要断層2本を含めて、試掘坑や採取試料を詳しく調べる方針を示した。
 女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の審査会合も同日あった。東北電は重要施設直下の断層のうち、規模や連続性で代表的な2本を抽出し、顕微鏡を用いた試料観察で活動性を否定。規制委はデータの拡充と再整理を求めた。


関連ページ: 青森 社会

2016年11月19日土曜日


先頭に戻る