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<トヨタ>岩手で新SUV生産 年20万台規模

米国のロサンゼルス自動車ショーで披露されたトヨタ自動車の「C−HR」=17日、ロサンゼルス

 トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)が、新型の小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「C−HR」の生産を岩手工場(岩手県金ケ崎町)で始めたことが18日、分かった。トヨタ自動車が年内に発売する予定。拡大するSUV市場にトヨタが投入する新型車への期待は高く、関係者によると、生産台数は年20万台規模になる見通し。東北への自動車産業の集積がさらに加速する可能性がある。

 C−HRはハイブリッド車と1200ccのターボエンジン車の2種類。ハイブリッド車の価格は260万円前後に設定される見込み。トヨタが進める部品共通化戦略「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」を、トヨタ東日本では初めて採用する。
 トヨタはC−HRをSUVの世界戦略車に位置付け、国外では既にトルコなどで生産。国内では岩手工場が全車両を手掛ける。同工場での月産台数は当初計画で数千台だったが、注目が高まり目標を引き上げた。来春に予想されるピークには月2万台近くになる可能性がある。
 近年のSUVブームをけん引する小型SUVを巡っては、ホンダや日産、マツダなどが新型車種を投入。軽自動車のSUVモデルも登場し人気を集める中、トヨタはこのクラスで出遅れていた。
 トヨタ東日本は岩手工場でアクアとカローラフィールダーを、宮城大衡工場でシエンタを手掛ける。2015年度、東富士工場(静岡県裾野市)を含む3拠点で計約51万台を生産した。C−HRの受注が順調に進めば、17年度は過去最高だった12年度の約66万台を超えそうだ。
 岩手工場では今月23日、生産量の増加に対応するため、期間従業員101人を正社員として登用。新たに期間従業員230人の採用も進めている。


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2016年11月19日土曜日


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