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緊急事態へ連携確認 県境越え合同救助訓練

3市の消防本部が連携し、けが人救助などの訓練に取り組んだ

 岩手県一関市消防本部の総合訓練が18日、同市花泉運動公園であり、登米、栗原両市消防の救急隊が初めて参加した。岩手、宮城県境付近で重大事故や大規模災害が発生した場合に備え、連携態勢を確認した。
 岩手県警や県立磐井病院を含めて約120人が参加した。一関市花泉町内の国道342号で路線バスが路肩に横転し、けが人が出たとの想定。実際に横倒しにした乗用車2台から乗客ら16人を救助し、優先順位を付けて手当てするトリアージ訓練を実施した。
 今年1月、長野県軽井沢町で大学生ら15人が死亡したスキーバス転落事故をきっかけに、3市連携の機運が高まった。今後は相互応援協定に基づき、各市持ち回りで訓練を続ける。
 一関市消防本部の高橋邦彦消防長は「この地域には東北道が通り、大勢の人が集まる観光地がある。県境を意識せず、単独での対応が困難な事故があれば素早く連携したい」と話した。


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2016年11月19日土曜日


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