岩手のニュース

<災害公営住宅>夕食一緒に NPOが「食堂」

一緒に夕食を取り、会話を弾ませる入居者ら

 東日本大震災の被災者向けの陸前高田市の災害公営住宅・市営住宅中田団地で週1回、「コミュニティー食堂」が開かれ、入居者らが一緒に晩ご飯を楽しんでいる。関係者は多世代で交流を深め「心の距離が縮まればいい」と期待する。
 市内で活動するNPO法人マザーリンク・ジャパンが10月中旬、集会所で始めた。入居者も共に調理し、料理を味わう。
 「震災前はどこにいたの?」「息子さんのこと、知ってるよ」。初めて集会所に訪れる人もおり、昔話などで会話が盛り上がる。
 中田団地は2015年11月に入居が始まり、約140戸が暮らす。お茶会などの交流活動を開いているが、平日の日中で高齢者の参加がほとんどだ。自治会婦人部長の村上フミ子さん(68)は「若い世代との交流が広がればいい」と、新たな展開を願う。
 同法人の寝占(ねじめ)理絵代表は「人は一人でご飯を食べるときに一番孤独を感じる。住民同士が親しくなり、自治会イベントなどに参加してくれたらうれしい」と話す。コメなどの寄付を募っている。
 連絡先はマザーリンク・ジャパン080(7728)3868。


2016年11月19日土曜日


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