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<南スーダンPKO>宮城・船岡からも40人

 防衛省は19日、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣し、安全保障関連法に基づく新任務「駆け付け警護」と「宿営地の共同防衛」に対応する陸上自衛隊11次隊の隊員約350人の内訳を明らかにした。大半が東北地方の駐屯地に所属している。

 青森(青森市)は約120人、弘前(弘前市)は約10人、八戸(八戸市)は約110人、秋田(秋田市)は数人、岩手(滝沢市)は約20人、船岡(宮城県柴田町)は約40人。残りは医官らとなっている。警備部隊約60人と、道路補修といったインフラ整備に当たる施設部隊などで構成される。
 壮行会が19日、青森市の青森駐屯地で開かれ、稲田朋美防衛相は「自衛隊の国際平和協力の歴史の中で、新たな一歩となる」と述べた。
 新任務に関しては「万一の備えとして必要な任務と権限を与え、十分な訓練を行った上で現地に赴く。現地の邦人にとっても部隊にとっても、リスクを低減することにつながる」と強調した。しかし、現地の情勢は依然不安定なままだ。
 会には防衛省制服組トップの河野克俊統合幕僚長、岡部俊哉陸幕長も出席。隊員の家族ら約300人も見守った。11次隊長を務める田中仁朗1佐が出発準備を報告した。
 11次隊は8月25日から約2カ月の訓練期間には、新たに可能になった任務遂行目的の警告射撃などの手順を確認してきた。
 11月20日から順次、活動拠点がある南スーダンの首都ジュバに向け出発。現在派遣中の10次隊との引き継ぎを終え、指揮権が移行する12月12日以降、付与された新任務が必要な状況が生じれば実行する。現地情勢は流動的で、政府は部隊の活動地域をジュバとその周辺に限定している。


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2016年11月19日土曜日


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