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<南スーダンPKO>新任務付与 新たな一歩

派遣部隊に訓示する稲田防衛相。壮行会には家族らも参加した

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に20日から順次、派遣される陸上自衛隊11次隊の壮行会が19日、陸自青森駐屯地(青森市)で行われた。出席した稲田朋美防衛相は「駆け付け警護」などの新任務付与に関し「国際平和協力の歴史の新たな一歩」と述べた

 陸自第9師団第5普通科連隊(青森市)を中心とする11次隊の約350人と、家族ら約300人が参加。防衛省から河野克俊統合幕僚長、三村申吾青森県知事、達増拓也岩手県知事らも出席した。
 11次隊長の田中仁朗(よしろう)1等陸佐(46)から、出発準備完了の報告を受けた稲田防衛相は「今回、平和安全法制に基づく新たな任務が付与された。万一の備えとして必要な任務で、現地の邦人にとっても部隊にとってもリスク低減につながる。南スーダンの平和と安定のため、任務の完遂を期待している」と訓示した。
 終了後、田中隊長は報道陣の取材に応じ「PKOに参加できることを誇りに思っている。国連のニーズを踏まえた日本らしい活動で、任務を完遂し、帰国したい」と抱負を述べた。
 防衛省によると、11次隊には青森駐屯地約120人、八戸駐屯地(八戸市)約110人、船岡駐屯地(宮城県柴田町)約40人、岩手駐屯地(滝沢市)約20人、弘前駐屯地(弘前市)約10人、秋田駐屯地(秋田市)数人が参加している。
 20〜40代が中心で、女性隊員は15人含まれている。新任務の駆け付け警護などを担う可能性が高い警備小隊は約60人。
 先発隊約130人が20日、青森空港を出発し、21日に南スーダンの首都ジュバへ到着する予定。30日に主力1波の約120人、12月14日に主力2波の約100人が出発する。現在、南スーダンPKOで活動している10次隊と交代する12月12日から任務に当たる。


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2016年11月20日日曜日


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