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<現代の名工>ビスチェドレスに定評

仕立てたドレスにボーンを入れる小島さん

 優れた技能で業界の振興に尽くした人を顕彰する2016年度の厚生労働大臣表彰「現代の名工」に、県内から婦人子ども服注文仕立職の小島恭子さん(77)、ガス溶接工の早坂治さん(62)の2人が選ばれた。

◎婦人子ども服注文仕立職 小島恭子さん=仙台市青葉区台原6丁目

 洋裁の道に入って60年。専門学校を卒業後、紳士服仕立屋や洋裁教室で働き、30代後半で「小島洋装店」を開いた。婦人服や子ども服、紳士服など注文を受けたものは何でも作る。
 肩ひもがなく両腕が露出したビスチェドレスに定評がある。15年ほど前、メキシコに訪れた際に洋服店で色鮮やかなドレスが目に留まり、帰国後に独学で作り方を覚えた。
 着丈や胸囲などを細かく採寸し、仮縫いした後に試着を繰り返す。ドレスのシルエットを作る針金状のボーンを通常より多い35本使い、「体形に合わせたその人だけの一着」になるよう仕上げる。
 「自分好みのデザインにできるのがオーダーメードの魅力。出掛けた時に気分が晴れるような服を作っていきたい」と語る。週2回、主婦らを対象に洋裁教室を開き、技術の伝承にも積極的だ。


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2016年11月21日月曜日


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