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<NPOの杜>悲しみを分かち合う

 人は誰もがいつの日か、かけがえのない人との死別を経験します。事故、災害、病気、自死など、死別の理由もさまざまです。大切な人を失ったことによって引き起こされる深い悲しみをはじめとするさまざまな感情を「グリーフ」と言います。
 原因を問わず死別による悲しみを抱えた人に寄り添いケアをする活動をしているNPO法人仙台グリーフケア研究会は、2006年から「わかちあいの会」を開いています。
 参加者は、話したくないことを無理に話す必要はありません。かけがえのない人を亡くした人にとって、そっと寄り添い耳を傾けてくれる人がいること。同じ経験をした人同士が安心して語り合える時間と場所を共有することが大切なのです。
 仙台市のほか、東日本大震災以降は多くの人が津波で大切な人を失った石巻市、気仙沼市でも開催しています。
 団体は、喪失による悲しみを分かち合い、支え合うことのできる社会の実現を目指し、グリーフケアに関するシンポジウムや研修会、グリーフケアに携わるために必要な知識や技術を学ぶグリーフケアの担い手養成講座も開催しています。学びを通して支援者になることができます。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 後藤和広)


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2016年11月21日月曜日


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