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<青森市長選>県都活性化めぐり舌戦

 県都の将来を占う青森市長選が20日、始まった。立候補を届け出たのは、いずれも無所属で新人の元衆院議員横山北斗(53)、元青森県議渋谷(しぶたに)哲一(55)、元総務省職員小野寺晃彦(41)=公明支持=、医師穴水玲逸(れいいつ)(64)の4氏。現職知事と前市長を巻き込んだ与野党対決の構図を軸に、市の活性化策を問う舌戦に突入した。
 横山氏は同市金沢の住宅街にある選挙事務所前で第一声を行い、「青森駅前、複合商業施設アウガ中心のまちづくりにこれ以上、市民の税金を投入してはならない。市民がおかしいと声を上げなければ、市政は良くならない」と訴えた。
 アウガ中心のまちづくりをやめるだけで、約10億円の除排雪費用を生み出せるなどと従来の市政運営を批判。「駅前の利権をなくし、市の隅々まで充実した社会サービスが行き届く施策を実現させる」と転換を呼び掛けた。
 渋谷氏は同市中心部のいろは通りで第一声に臨み、「市の運営は市長一人でするのではない。青森市は市民30万人に支えられ、共に育ってきた。市民と一緒にわれわれの暮らしをつくり上げ、市民が主役の市を必ず築く」と力説した。
 陣営には民進、共産、社民各党の国会議員や県組織の幹部、辞職した鹿内博前市長が駆け付けた。鹿内氏は「私と渋谷さんは市民が主役の市政をつくろうという思いで一致している。政治家鹿内博として応援する」と述べた。
 小野寺氏は「あおもり再生」を掲げ、商業地区の同市東大野にある選挙事務所前で第一声に立った。三村申吾知事や自民党の市議、県議、青森商工会議所幹部ら約200人の支持者を前に「地域発のビジネスを応援し、新しい企業の生まれる市にしたい。前進する市政を取り戻すため、力を貸してほしい」と強調した。
 三村知事もマイクを握り、「青森市は産業や財政に課題を感じる。地方再生や行財政改革に携わってきた小野寺氏だからこそ市再生を実現できる」と話した。
 穴水氏の陣営は選挙カーで支持を呼び掛けた。


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2016年11月21日月曜日


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