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<南スーダンPKO>新任務先発130人青森出発

家族らに見送られ、南スーダンPKOに出発する陸上自衛隊11次隊の先発隊=20日午前8時40分ごろ、青森空港

 南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)で、新任務「駆け付け警護」などが付与された陸上自衛隊11次隊の先発隊約130人が20日、青森空港(青森市)を出発、羽田を経由し成田から民間機で出国した。21日に首都ジュバに到着する予定。青森空港では隊員の家族や友人ら約200人が見送った。
 11次隊は陸自第9師団第5普通科連隊(青森市)を中心とした部隊。先発隊は午前8時半ごろ、家族らとバスで青森空港に到着。家族らが両脇に並ぶ中、田中仁朗(よしろう)隊長を先頭に空港に入った。涙ぐみ、握手やハイタッチで別れを惜しむ家族もいた。
 出発ロビーでは山之上哲郎東北方面総監、納冨中(のうどみみつる)第9師団長や各部隊長が握手などで隊員を激励。家族らは3階の送迎デッキで、隊員が搭乗した旅客機が飛び立つのを見送った。
 30日には主力1波の約120人、12月14日に2波約100人が青森空港から現地に向かう。
 駆け付け警護は武器使用権限を任務遂行目的の警告射撃にも拡大。自衛隊の海外派遣は転換点を迎え、戦闘に巻き込まれるリスクの増加が懸念される。
 南スーダンでは政府軍と反政府勢力間に大規模な衝突が起きるなど、現地情勢は不安定だ。政府は自衛隊の活動をジュバやその周辺に限定し、新任務も治安情勢や他国軍の動向などを見極め、保護の必要な状況が発生すれば実行する。新任務の運用開始は、10次隊から指揮権が移る来月12日からになる。
 5月から約半年間、ジュバで活動した10次隊の先発隊は20日、北海道・新千歳空港に帰国。第7師団(千歳市)が中心で、7月に衝突が起きた際は、宿営地周辺でも銃撃戦があった。
 10次隊の先発隊を率いた蝶野元希2佐は取材に「銃声は聞こえたが、命の危険は感じなかった」と説明。11次隊に対し「新しい任務を付与され緊張はあるだろうが、平常心でやってほしい」と話した。


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2016年11月21日月曜日


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