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<まちゼミ>職人技伝授 お店のファン増やせ

キャピタルホテルの「まちゼミ」では、料理長から焼きリンゴなどの作り方を教わった

 店主らが講師となり、専門知識や技術を無料で教える「まちゼミ」が、岩手県陸前高田市で開かれている。東日本大震災で中心市街地が壊滅した市の商業再生に向け、まずは店を訪れてもらいファンの増加を目指す。
 市内の店やNPO法人など16事業者が、12月初旬までの1カ月の期間中に23講座開く。会場は自分の店で、販売や勧誘はしない。和雑貨店が風呂敷のラッピング方法を紹介したり、書店が韓流ドラマの話をするなど内容は多彩。
 キャピタルホテル1000は今月10日、プチ料理教室を開いた。料理長が参加者16人にフライパンで仕上げる焼きリンゴ、ティラミスの作り方を伝授した。参加した同市の主婦(59)は「その道のプロに気軽に教えてもらえるのがいい。足も運びやすい」と喜んだ。
 まちゼミは商店街活性化策として、現在全国260地域で取り組まれている。陸前高田市の中心市街地で来年以降、店舗再建が本格化するのを前に、市内の商業者グループや商工会が企画した。検証しながら年に2回程度、開催する考え。
 グループ代表の小笠原修さん(55)は「ただの人集めイベントではなく、店に来たくなる理由を増やす事業が必要。陸前高田モデルを作りたい」と強調した。


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2016年11月21日月曜日


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