山形のニュース

<モンテ>最終戦飾り14位

山形−北九州 後半、相手ゴールに攻め込む山形・大黒(33)

NDス(1勝1敗)
山形 3 0−0 0 北九州
     3−0
▽得点者 【山】ディエゴ(8)大黒2(9)
▽観衆 6624人

◎大黒が2ゴール

 山形が後半に3点を奪い快勝した。4分、宇佐美がペナルティーエリア右から出したクロスをディエゴが左足で合わせて先制。14分、山田の浮き球パスをゴール前で受けた大黒が右足を振り抜いて加点。36分にも大黒がゴールを決めて点差を広げた。守備は最後まで集中して零封した。

◎目指す攻守「表現」

 最後の最後に山形は目指していたサッカーができた。後半、中盤でボールを奪うとカウンター攻撃からディエゴ、大黒が立て続けにゴールを挙げた。守備も得点を許さず、選手たちは今季で退任する石崎監督にはなむけの勝利を贈った。
 J3降格の瀬戸際に立たされている北九州は、やりにくい相手だった。前半はパスの精度を欠くなど連係が乱れ、今季の低迷を象徴するような場面が目立った。山田は「ミスが多く、思うようにボールが回らなかった」と反省する。
 試合の流れを一気に変えたのは、後半4分の宇佐美の右クロスだった。相手のGKとDFのわずかな間を絶妙のコントロールでボールを通し、ディエゴの先制点を演出した。
 このプレーが他の選手たちを刺激した。14分、右サイドからゴール前の逆サイドにいた大黒にクロスを送った山田は「いいボールをつなぐことを意識した。迷わず蹴った」と振り返る。
 J1復帰を目指しながら、14位と不本意な成績でシーズンを終えた。それでも現指揮官の下で最後の試合には、特別な思いがあった。2得点の大黒は「監督を白星で送り出す義務があるという気持ちで臨んだ。勝てて良かった」とチームメートの気持ちを代弁した。(伊藤卓哉)


2016年11月21日月曜日


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