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<福島第1>貯水槽 長時間の汚染水漏れか

 東京電力は21日、福島第1原発の1、2号機共通排気筒底部にある貯水槽「ドレンサンプピット」から、高濃度汚染水が長年にわたって地中に漏れ出していた可能性が高いと明らかにした。東電は排水設備を改良し、漏えい拡大を防ぐ方針。
 ピットは排気筒の上部から流れ込む雨水を一時的にためる1メートル四方のコンクリート製の設備。原発事故で排水機能が失われていた上、ベントを行った影響で、建屋地下の滞留水と同程度の高い濃度の汚染水がたまっている。
 東電は9〜10月、遠隔操作のロボットで水位計や仮設のポンプを設置。降雨量と水位上昇の推移を調べたところ、まとまった降雨のたびに水漏れが起きていた可能性が判明した。漏えい量などは分かっていない。
 対策として本年度中に水位上昇を感知し自動排水するポンプを設置する。排気筒の解体時にはふたをして雨水の流入を防ぐ。


2016年11月22日火曜日


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