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創作包装 グランプリに「ポケドラ」

グランプリに輝いた「ポケット ドライ ライス」の包装デザイン

 デザインの力で企業を支援しようと、東北経済産業局が東北の特色ある食品など10商品の包装を募った「おいしい東北パッケージデザイン展2016」の受賞作が決まった。グランプリに、水沢米菓(岩手県奥州市)が発売するアルファ米のパッケージを考案したデザイナー菅渉宇さん=スガデザイン(東京)=の作品が選ばれた。残る9商品で優秀賞に決まった9作品とともに、受賞者と企業が商品への活用に向けて協議する。
 水沢米菓の「ポケット ドライ ライス」(仮称)は、水やお湯をかけて食べるアルファ米の新商品。菅さんはコメのパックを収める箱を立方体とし、備蓄品として必要な強度や省スペース化を実現した。アウトドア愛好者や外国人観光客による利用も意識した。
 優秀賞9作品のうち、シーフーズあかま(宮城県塩釜市)の「漁師赤間謹製 しおがまの藻塩」の包装デザインは、日本デザイナー芸術学院仙台校で学ぶ山内渉(あゆみ)さんの作品。9種類の藻塩の風味に合わせ包装箱の一部をゆずの形などに切り抜き、中に入れた瓶のラベルの色を引き立たせた。
 丸石沼田商店(青森市)の「イカメンチ揚げ」は凸版印刷東日本事業本部(仙台市)のデザイナー阿部拓也さんの作品。真空パックの紙部分にイカのキャラクターを描き、親しみやすさとインパクトを強調した。
 デザイン展は今年で3回目。プロのデザイナーや専門知識を学ぶ学生から計624点の応募があった。
 受賞、入選作の計215点は23〜27日、仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城で展示される。23日に同区のホテル法華クラブ仙台で表彰式がある。連絡先は事務局の日本グラフィックデザイナー協会03(5770)7509。


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2016年11月22日火曜日


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