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<福島沖地震>朝の交通大混乱

津波注意報発令による運転見合わせを告げるJR仙台駅の電光掲示板=22日午前7時40分ごろ
東松島市の災害対策本部で津波に関する情報を白板に書き込む担当者=22日午前8時30分ごろ

 22日早朝に福島県沖で起きたマグニチュード(M)7.4の地震で、県内ではJR在来線で午後2時すぎまで運転見合わせが続くなど、交通機関に大きな乱れが出た。津波警報の発令で仙台空港も一時運用を停止。沿岸部の自治体を中心に小中学校の休校を決める動きも相次いだ。

<JR>
 JR東日本によると、在来線は午前5時59分の地震発生直後から仙石線全線や東北線、常磐線の一部で運転を見合わせた。午前10時半ごろから順次再開されたが、計160本が運休、29本が最大8時間46分遅れ、約5万8000人に影響した。東北新幹線も約30分間運転を見合わせ、37本が最大1時間7分遅れた。
 仙台駅では朝から運転再開を待つ人で混雑した。仙台市太白区の会社員藁科増一郎さん(58)は「勤め先に行くため2時間ほど仙石線を待っているが運転再開のめどが立たない。困っている」と話した。
 気仙沼市では、JR気仙沼線のバス高速輸送システム(BRT)の前谷地−気仙沼駅間で34便が運休・区間運休した。離島・大島を結ぶ大島汽船も始発から17便が欠航した。

<空港・高速道>
 県などによると仙台空港は津波警報が発令されたため離着陸を停止。利用者約500人が空港ビルの2、3階に一時避難した。午前11時ごろから運航を再開したが、札幌、大阪便など計37便が欠航した。
 県警高速隊によると、津波の恐れがあるため午前8時10分から仙台東部道路仙台港インターチェンジ(IC)と、常磐道鳥の海スマートICの出口を午前10時25分まで封鎖した。

<学校>
 県教委によると22日午後4時現在、亘理町や東松島市など7市町が全小中学校を休校とするなど、計127校が臨時休校した。多賀城市教委によると、給食センターが避難区域にあった影響で小中学校計7校に配食できず、各校が備蓄食料でしのいだ。
 高校では県立高30校と石巻市立の桜坂高が臨時休校した。私立は中学3校、高校4校、中等教育学校1校が臨時休校。特別支援学校も3校が休校した。


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2016年11月23日水曜日


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