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<福島沖地震>多賀城・砂押川 津波で逆流

砂押川をさかのぼる津波=11月22日午前8時54分、多賀城駅前

 宮城県多賀城市の砂押川で22日、福島沖の地震に伴う津波が強い勢いでさかのぼる様子が確認された。宮城県警によると、逆流距離は少なくとも約3キロに上り、自然の脅威を見せつけた。この川では東日本大震災でも同様の現象が起き、河口付近が決壊して浸水被害が発生したが、今回は無事だった。
 砂押川は市内を西から東に流れ、仙台港に注ぐ。県警によると、逆流は地震発生から約3時間後の午前9時ごろ確認され、市中心部のJR多賀城駅近くに到達した。
 多賀城市は震災時の決壊を受け、川の水位を確認するカメラ3台を設置。担当者は「今回は逆流の様子をいち早く確認できた」と話し、波の高さから大きな被害が出る恐れはないと早期に判断できたという。
 川沿いの災害公営住宅6階から様子を見た鈴木一義さん(67)は「津波がシューと音を立てて逆流していた」と証言。震災時の逆流も目撃しており「前回よりも波の高さが低く、避難しようとは思わなかった」と話した。

【動画】砂押川を逆流する津波
http://www.kahoku.co.jp/movie/archive/2016/u3NbfSl6FFc.html


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2016年11月23日水曜日


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