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<福島沖地震>福島第2 燃料冷却が一時停止

 東京電力によると、22日午前6時10分ごろ、福島第2原発(福島県富岡町、楢葉町)3号機で、使用済み燃料プールの冷却水を循環させるポンプが自動停止した。放射性物質の漏えいや水漏れなど設備に異常はなく、約1時間40分後に冷却を再開した。
 3号機のプールには2544体の燃料が保管されている。隣接する「スキマサージタンク」の水が同日早朝の地震で波打ち、水位低下を検知する警報が鳴り、自動停止したとみられる。
 冷却再開時のプール温度は29.5度で、停止時より0.2度上昇した。東電は「運転上の制限値(65度)に達するまで、7日間の余裕があった」と説明した。
 東電によると、第2原発で午前6時31分、第1原発(同県大熊町、双葉町)で同38分にそれぞれ100センチの津波を観測した。
 第1原発では安全確認のため、高濃度汚染水の処理設備を一時停止した。第2原発では構内の一部で停電が発生し、2台ある放射性物質の飛散を感知するダストモニターのうち1台の稼働が一時止まった。
 東電は地震発生後、第1原発で行われていた建屋の除染やタンクの増設工事などを全て中断。構内点検の結果、海水放射線モニターの停止といった不具合のほかは、主要設備に異常は見つからなかった。
 敷地内には地震発生当時、東電社員約100人と協力会社の社員約800人がいた。


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2016年11月23日水曜日


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