広域のニュース

<アイリスオーヤマ>茨城・阿見に新工場

工場新設で記者会見する大山社長(右)と橋本昌茨城県知事

 アイリスオーヤマは22日、国内9カ所目の生産拠点となる「つくば工場」を茨城県阿見町に建設すると発表した。販売が好調な発光ダイオード(LED)照明の生産体制を強化する。年明けに着工し、完成予定は来年9月。
 建設地は首都圏中央連絡自動車道の阿見東インターチェンジに近い阿見東部工業団地内。敷地面積は約6万3200平方メートル。延べ床面積は約10万9000平方メートルで、同社の国内工場では最大となる。総投資額は約100億円で新たに130人を雇用する。初年度販売計画は200億円。
 同社は現在、中国・大連と佐賀県鳥栖市の工場でLED照明を製造。新工場の稼働で国内の生産割合を高め、為替変動リスクを低減する。
 2020年以降の地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」の発効を受け、同社は節電効果の高いLED照明の需要増を予測。20年の東京五輪に向け、関東圏の市場拡大も見込む。
 新工場は物流拠点の機能を兼ね、製品の入出庫を管理する自動倉庫は約5万1900パレット(荷台)分を確保。圏央道に近い立地を生かし、大連で製造した製品の国内出荷を担う。
 アイリスは同日、茨城県と土地売買契約を結んだ。同県庁で記者会見した大山健太郎社長は「LED照明の需要はさらに大きくなる。大連の製品を鹿島港から輸入し、地域貢献につなげたい」と話した。


関連ページ: 広域 経済

2016年11月23日水曜日


先頭に戻る