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東北誘客 外相「復興や防災 海外へ発信」

東北の魅力発信について議論したシンポジウム=23日、仙台市青葉区

 岸田文雄外相は23日、仙台市青葉区の東北大片平キャンパスで開かれたシンポジウムに出席し、東北への外国人観光客の増加を図るため海外への情報発信を強化する考えを示した。
 岸田氏は東日本大震災からの復興や東北大の防災研究に言及。「新たな魅力発信の切り口だ。交流が進めば文化、芸術にも触れる機会が増える」と語った。
 東京電力福島第1原発事故に伴う東北の食材の輸入規制が各国で続いていることにも触れ、「各国の規制担当者を被災地に招き、対応を変えてもらう努力を続ける」と強調した。
 パネル討論には岸田氏と里見進東北大総長、奥山恵美子仙台市長、農業生産法人GRA(宮城県山元町)の岩佐大輝代表が出席。岩佐氏は「東北には世界で勝負できるコンテンツが多い。大都市のまねをしない戦略が必要」と主張した。
 シンポは「力強く復興している東北の魅力をグローバルに発信するには」と題して外務省が主催し、東北大、河北新報社が共催。約200人が参加した。
 岸田氏はこの日、宮城県松島町であった「大漁かきまつり」にイスラエル、ドイツ、スイスなどの大使らと参加。瑞巌寺や観瀾(かんらん)亭も訪問した。


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2016年11月24日木曜日


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