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<ベガルタ>平岡 歓喜と苦悩

 今季J2の清水が20日の徳島戦に2−1で競り勝ち、1年でJ1復帰を決めた。クラブ創設以来初めてJ2で戦うチームを、仙台で祈るような思いで見詰めてきた選手がいる。今季清水から期限付きで加入したDF平岡だ。
 20日の大一番を、平岡は自宅で1人、スマートフォンの衛星中継で見届けた。「選手たちはやっと重圧から解放されたと思う」。自分のことのように喜んだ。
 静岡県出身。プロ生活12年のうち、10年を清水で過ごした。「J2に落ちた直後に移籍していいのか…」。仙台移籍は、悩みに悩んだ末の結論だった。「自分がJ2に落としてしまったという思いはある」。今も後ろめたい気持ちは残っている。
 「J2降格の悔しさをバネにした」結果、仙台ではセンターバックの定位置をつかみ取った。「清水愛」を持ち続ける一方、主力として力を発揮できる仙台に残りたい思いもある。「(復帰か残留か)まだ何も決まっていない」。平岡の苦悩は続く。
(狭間優作)


2016年11月24日木曜日


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