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<宮城県女子駅伝>福祉大2年ぶりV

笑顔でゴールする東北福祉大Aアンカーの小林

 第33回県女子駅伝競走大会(宮城陸上競技協会、河北新報社主催)は23日、大崎市の化女沼古代の里を発着点とする5区間、21.0975キロで争われ、東北福祉大Aが1時間11分37秒で制し、同大勢として2年ぶり3度目の優勝を飾った。
 東北福祉大Aは1区からトップを保ったまま逃げ切った。前年優勝の石巻専大は2分7秒差で2位。東北福祉大Bがさらに6秒差で3位に入った。大学や高校、地元の選抜チームなど昨年より2チーム多い19チームが出場した。

◎1区古川抜け出す

 【経過】東北福祉大Aは5人中4人が区間賞の走りで快勝した。1区の古川が3キロ付近で先頭集団から抜け出すと、2区以降でさらに差を広げた。
 石巻専大は4位でたすきを受けた2区の庄司が2位に上がり、3区の牧野も区間賞と力走したが、2連覇は成らなかった。東北福祉大Bは2位との差を6秒まで詰めて3位。9年ぶりに出場した東北高が4位と健闘し、常盤木学園高は昨年と同じ5位だった。

<「気を引き締めて走った」>
 頂点に立った東北福祉大Aのアンカー、4年生の小林主将は「勝たなければいけない大会。(4区までに)たくさん貯金をつくってもらったので、気を引き締めて走った」と振り返った。
 1区の1年生古川が「先輩たちに恩返しがしたかった」と1位でたすきをつなぎ、流れを引き寄せた。2区以降も先頭を譲らず、冠木監督が「チームをよくまとめてくれた」と言う小林主将が後続との差を広げてゴールテープを切った。
 昨年敗れた石巻専大に雪辱し、「(小林主将がゴールに)笑顔で帰ってきてくれてうれしかった」と古川。小林主将は「来年は(A、Bの両チームで)1位、2位を取ってほしい」と後輩たちに託した。

<出遅れ響き「悔しい」>
 前回、創部1年目で優勝した石巻専大は2位で2連覇を逃した。タイムが設定より約3分遅く、東北福祉大Aに2分以上の差をつけられたメンバーは「悔しい」と口をそろえた。
 1区の川崎は4位と出遅れ、「3キロまではベストに近かったが、その後、ペースが落ちた。1位の背中が見える差でつなげられれば展開は違った」と責任を背負い込んだ。
 2区で1年生の庄司が2人を抜き、3区の牧野は区間トップの走りでトップを追い上げたが及ばなかった。チームは1、2年生で編成。アンカーで2年生の原田主将は「足りない部分を考えさせられた。来年は東北福祉大の連覇を阻止したい」と巻き返しを誓った。


2016年11月24日木曜日


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