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<大曲浜獅子舞>保存会に獅子博物館賞

獅子博物館賞を受賞した大曲浜獅子舞保存会の演舞

 東日本大震災で被災した宮城県東松島市大曲浜地区に伝わる獅子舞を継承する「大曲浜獅子舞保存会」が、獅子博物館(埼玉県白岡市)の今年の獅子博物館賞を受賞した。表彰式は27日、同市中央公民館であり、保存会は同時開催の「全日本獅子舞フェスティバル白岡’16」に出場、演舞を披露する。
 大曲浜獅子舞は約300年前から伝わる正月行事で、東松島市の無形民俗文化財に指定されている。保存会は1973年に結成。震災では会員4人が津波の犠牲となり、獅子頭などの道具類も流失した。
 保存会は全国から寄せられた支援金を元に道具類を修復し、2012年1月に活動を再開。支援への恩返しとして、全国で年間40〜60回公演している。同館は「震災を乗り越え、活発に活動を展開している」と評価した。
 保存会の伊藤泰広会長(43)は「活動が評価され、会員も喜んでいる。多くの人の支援がなければ獅子舞は復活できなかった。恩返しのため、今後も全国で演舞したい」と感謝する。
 獅子博物館は全国の獅子舞の映像資料や獅子頭などを展示する私立博物館。07年から毎年、地域に根付く獅子舞文化の復活や継承に努める団体、個人に博物館賞を贈っている。


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2016年11月24日木曜日


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