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<世界津波の日>16ヵ国の高校生防災学ぶ

災害時の避難行動などについて意見交換したグループワーク

 海外16カ国の高校生と県内の高校生が東日本大震災の被災地で交流するスタディーツアーが23、24の両日、石巻市を中心に行われ、次世代を担う約200人が防災の意識を高めた。
 県と県教委の主催。今月5日の「世界津波の日」にちなんで25、26の両日に高知県黒潮町で開かれる高校生サミットの事前プログラムとして企画した。サミットに出席する中国や米国、フィジーなど16カ国の高校生が参加した。
 23日は東松島、多賀城、南三陸など6市町を4コースに分かれて視察。震災の痕跡が残る石巻市大川小校舎を見学したり、各地の仮設住宅や仮設商店街に立ち寄るなどした。
 24日は石巻市のホテルでグループワークを実施。災害時に避難所で、他の避難者がいる前で食べ物が入った非常用バッグを開けるかどうかなど、想定される行動の是非について議論を交わしたり、被災体験を発表した日本の高校生に当時の避難行動を尋ねたりした。
 石巻北高2年の武山叶茄(きょうか)さん(17)は「日本の震災に関心を持っていて、うれしかった」と話し、石巻好文館高1年の池田綾花さん(16)は「震災で友達を失い、悲しい思いをし、同じような体験をしてほしくないと参加した。思いを伝えられてよかった」と振り返った。


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2016年11月25日金曜日


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