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<台風10号>豪雨で閉鎖「龍泉洞」復旧着手

浸水した配電盤の状態を確認する作業員

 台風10号豪雨で洪水被害に遭い閉鎖している岩手県岩泉町の鍾乳洞「龍泉洞」で24日、復旧に向けた工事が始まった。来年3月の営業再開を目指す。
 電気設備工事から着手し、故障した機器の状態を確認した。事前調査も踏まえ、配電盤6基や照明約100個を交換する見込み。来年3月中旬までに、洞内の通路や洞外の駐車場、遊歩道も修繕する。復旧費は約1億570万円。
 龍泉洞は台風10号豪雨で洞内の地底湖が最低部の足場から最大6.2メートルの地点まで増水。見学用通路や照明設備が水没した。鍾乳石に大きな被害はなく、一時濁った水も本来の透明度を取り戻している。
 町龍泉洞事務所の三上薫所長は「龍泉洞は全国から観光客が訪れる町のシンボル。一日も早く安全に工事を完了して町ににぎわいを取り戻したい」と話した。
 龍泉洞は国の天然記念物で日本三大鍾乳洞の一つ。かつては年間20万人が訪れたが、東日本大震災後に約6万人に減少。昨年度は約17万人に回復していた。


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2016年11月25日金曜日


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