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<宮城県議会>最大会派 数の力を駆使

 【解説】政務活動費(政活費)の不正を巡り、2代の議長が短期間で引責辞任した宮城県議会の出直し議長選は、自浄作用の限界を露呈した。最大会派「自民党・県民会議」が水面下で数の力を駆使し、議長ポストを抱え込んだ。
 新たなトップに就いた中島源陽氏は先月まで自民会派会長を務め、安部孝元議長、中山耕一前議長の誕生に深く関わった。立候補直前に会派を離脱したが、県民から見れば自民色を薄める偽装にも映りかねない。
 「対応は白紙」「後任候補の一本化はしない」と、表向きは低姿勢だった自民会派。内部では要職を歴任し、当選4回の「適齢期」に当たる中島氏に早くから白羽の矢を立てていた。
 「ベストな選択」(中堅議員)という会派内の安堵(あんど)感に違和感を覚える。権力の呪縛から離れ、真の内部改革と向き合う好機を自ら放棄したと言わざるを得ない。(報道部・大橋大介)


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2016年11月26日土曜日


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