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<青森市長選>晩秋の県都激戦 大詰め

青森市役所前のポスター掲示板。新たな市長を決める熱い戦いが繰り広げられている

 鹿内博前市長の辞職に伴う青森市長選は27日の投開票に向けて最終盤に入った。立候補しているのはいずれも無所属新人で、元衆院議員横山北斗氏(53)、元青森県議渋谷(しぶたに)哲一氏(55)、元総務省職員小野寺晃彦氏(41)=公明支持=、医師穴水玲逸(れいいつ)氏(64)の4人。政党支援を受けない横山氏と、民進、共産、社民3党が支援する渋谷氏、自民、公明両党の支援を受ける小野寺氏が舌戦を繰り広げている。
 衆院議員を2期務めた横山氏は「他の候補はJR青森駅前中心のまちづくりを掲げるが、自分は違う。郊外を重視した住民本位の政策で選んでほしい」と無党派層に訴えかける。
 特定の支持組織を持たず「完全無所属」を強調する。街頭演説も応援弁士を立てず、1人で5分足らずの政策にポイントを絞った内容。陣営は「地道な活動で訴えは着実に浸透しつつある」と語る。
 渋谷氏は民進、共産、社民3党に加え、連合の支援を受ける。23日には民進の升田世喜男衆院議員(比例東北)、田名部匡代参院議員(青森選挙区)のほか共産、社民両党の県組織幹部が応援演説を行った。当初は「勝手に応援する」と活動を控えていた鹿内前市長も二人三脚で市内を回る。
 陣営は「出馬表明は出遅れたが、鹿内氏の支持層をどこまで取り込めるかが勝敗の鍵を握る」とみる。
 小野寺氏は自民、公明両党の支援を受ける一方、高校の同級生らと街頭に立ち、政党色を薄める戦略を取る。23日は三村申吾知事と宮下宗一郎むつ市長も応援に駆け付け、連携をアピールした。自民の津島淳衆院議員(青森1区)は一歩引いた支援に徹する。
 自公両党は前回市長選で蝦名武元副知事を推薦したが、鹿内氏に大敗した。陣営は「明らかに前回より市民の反応がいい」と話す。
 穴水氏は政策をホームページで公開し、選挙カーを走らせ、支持拡大を図る。
 24日現在の期日前投票は1万4904人で、前回市長選の同期比約1.4倍となっている。


 ◇青森市長選立候補者
横山 北斗53元衆院議員  無新
渋谷 哲一55元青森県議  無新
小野寺晃彦41元総務省職員 無新(公支)
穴水 玲逸64医師     無新


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2016年11月26日土曜日


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