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<全町避難>富岡に複合商業施設 復活

一部開業した福島県富岡町の複合商業施設「さくらモールとみおか」

 東京電力福島第1原発事故で全域が避難区域にある福島県富岡町に25日、町が整備する公設民営の複合商業施設「さくらモールとみおか」の一部が先行オープンした。大型店の復活により、町は近隣町村を含めた住民の利便性向上や、来春の帰町開始に向けた原動力となることを期待する。

 営業を始めたのはホームセンター大手のダイユーエイト(福島市)と、丼物などを提供する地元飲食店3店舗。来春にはスーパーのヨークベニマルとツルハドラッグがオープンする。
 延べ床面積約7600平方メートルのうち、ダイユーエイトは約1700平方メートル。日用品や農業資材といった通常の品ぞろえに加え、イノシシ対策用品や作業衣料なども豊富に取りそろえ、復興業務を支える。
 商業施設は国道6号沿いの旧ショッピングセンターの建物を再利用。総事業費は約31億円で、約8割を国の補助金や交付金で賄う。
 セレモニーで宮本皓一町長は「帰還準備や自宅を修繕する多くの町民にとって大変喜ばしい。利便性や安心の確保に一層の弾みがつく」と期待した。


2016年11月26日土曜日


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