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<クイーンズ駅伝>創部3年目力出し切る

初優勝を果たし、笑顔でゴールする日本郵政グループのアンカー寺内

 万全のチーム状態ではなかった。それでも創部3年目の日本郵政グループは全員が力を出し切り、2度目の出場で昨年の12位から頂点へ立った。故障明けのリオデジャネイロ五輪長距離代表、鈴木は「優勝は予想していなかった。実感がない」と笑みが絶えなかった。
 1区で19歳の中川がトップと11秒差の4位発進。左足の疲労骨折から11月に練習を再開したばかりの鈴木は3.9キロの2区で順位を一つ上げた。リオ五輪代表で3区の関根も区間2位と好走して流れをつくった。
 後半の勝負どころの5区では22歳の鍋島が奮闘した。17秒差を挽回してトップに追い付くと、5チームが競り合う展開に。中盤から五輪マラソン代表の田中(第一生命)と一騎打ちになると「(相手の)息づかいを聞いていけると思った」と残り3キロを切って引き離し、17秒差をつけた。
 五輪代表の2人がチーム力を押し上げた。4区を走った20歳の岩高は「積極的な姿勢を学んだ」と練習でも自ら引っ張るようになった。19歳のアンカー、寺内も「2人についていくだけで自信になる」と刺激され、力を伸ばした。高橋監督は「来年は重圧がかかるが、連覇を目指したい」と力強く話した。
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 「クイーンズ駅伝in宮城」第36回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会は27日、宮城県松島町文化観光交流館前から仙台市陸上競技場までの6区間、42.195キロで行われ、日本郵政グループが2時間15分8秒で初優勝した。2位は第一生命、3位にヤマダ電機が入った。


2016年11月28日月曜日


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