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<全町避難>「戻らない」双葉62%、浪江52%

 復興庁は、東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉、浪江両町の住民意向調査の結果を25日に公表した。避難指示が解除されても「戻らない」との回答が双葉町で62.3%となり、2015年12月の前回調査より7.3ポイント増えた。
 17年3月の帰還開始を目指す浪江町でも「戻らない」が15年9月の前回に比べて4.6ポイント増の52.6%となり、帰還に消極的な意向の増加に歯止めがかかっていない。
 「戻らない」理由(複数回答)は、双葉町では「家の劣化」が最も多く56.1%、「避難先で自宅を建築、購入」が55.6%だった。浪江町では「原発の安全性に不安」が51.5%、「医療環境に不安」が46.6%に上った。
 「戻りたい」との回答は双葉町で前回調査比0.1ポイント増の13.4%、浪江町は0.3ポイント減の17.5%にとどまった。
 「まだ判断がつかない」は双葉町が22.9%、浪江町が28.2%。このうち浪江町では、帰還の条件として66.9%が医療・介護施設の復旧、59.3%が商業施設などの整備を挙げた。
 調査は、復興庁が県、両町と共同で今年9月に実施した。回答率は双葉町48.5%、浪江町53.6%。


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2016年11月28日月曜日


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