宮城のニュース

<認知症>温かく見守って 専門医がセミナー

認知症との向き合い方を説く佐藤氏

 岩沼市で来年10月に開催される介護保険推進全国サミットを前に市は24日、市民会館で認知症セミナーを開き、市内にある総合南東北病院神経内科の佐藤滋科長が「認知症の正しい理解と対応」をテーマに講演した。
 佐藤氏は、認知症は年齢を重ねるごとに発症する人が増えることを強調。「病気というより、なるのが当たり前。誰でも発症するものだと捉えてほしい」と話した。
 その上で「記憶力などが衰えてきても、家族に間違いを指摘されると腹が立つもの。積み重なると不満がたまり、財布の置き場所を忘れた際に家族に取られたと思う『ものとられ妄想』になる」と語り、尊厳を守って温かい気持ちで見守るよう呼び掛けた。
 セミナーでは、地域包括支援センターなどに相談することをためらう高齢者や家族ら向けに専門家が対応する「認知症初期集中支援チーム」が1日、市に設置されたことも説明された。


関連ページ: 宮城 社会

2016年11月30日水曜日


先頭に戻る