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<青森市長選>渋谷氏と横山氏、敗戦の弁

 27日午後8時すぎ、小野寺晃彦氏の当選確実が報じられると、支持者ら約200人が詰め掛けた青森市東大野2丁目の事務所は拍手に包まれた。小野寺氏は「たくさんの市民に支援をいただいた結果。重責を果たしたい」と強調した。
 超党派市議らの要請を受けて立候補を決意。自民、公明両党の県組織から支援を得ながらも超党派を掲げ、同級生や市議らと街頭で支持を呼び掛け続けた。支援した市議団長の渋谷勲市議は「超党派を掲げたことで、他会派の市議も誠意を持って応援してくれた」と選挙戦を振り返った。
 「市政を変えたいとの思いは市民に必ず通じると思っていたが、私自身の不徳の致すところ」。渋谷哲一氏は27日夜、同市篠田1丁目の事務所で支持者らに頭を下げた。
 「市民が主役」と鹿内博前市長の路線継承を掲げた。県議を辞職、民進党を離党し、非自民系市政の継続を期待する民進、共産、社民の野党3党の支援を受けたが、票は伸びなかった。
 連日、一緒にマイクを握った鹿内前市長は「渋谷さんは200%の力を発揮した。時間が足りず、われわれの力も及ばなかった」とねぎらった。
 民進党青森県連の田名部定男代表は「時間と争点の絞り込みが足りなかった。非自民の受け皿をどう結集するか考えていく必要がある」と話した。共産党青森県委員会の畑中孝之委員長は「スタートが出遅れたというハンディがあったと思う」と敗因を分析した。
 横山北斗氏は27日夜、市金沢4丁目の事務所で「コンパクトシティー構想からの転換を訴えたが、多くの市民は構想継続を望み、支持を得ることができなかった」と敗戦の弁を述べた。
 市の複合商業施設アウガ再建に関し「前市長の辞職の要因になったのだから本来は最大の争点。ただ有権者の関心は実は高くなかったのでないか」と語った。

「力不足だった」と支持者らに陳謝する渋谷氏=27日午後8時20分ごろ

事務所で敗戦の弁を述べる横山氏=27日午後8時5分ごろ


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2016年11月29日火曜日


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