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東北電とカメイ提携 電気・ガスセット販売

 東北電力は30日、カメイと提携し、東北6県で電気とLPガスのセット販売を始めることで合意したと発表した。開始時期やサービス内容は今後検討する。4月の家庭向け電力の小売り全面自由化以降、東北電が他業種とのセット販売に乗り出すのは初めて。
 カメイは東北6県と北関東でLPガス事業を展開。東北最多の顧客16万7000件を持ち、約200の販売店網を抱える。提携により、東北電は新電力への顧客流出に歯止めをかけ、カメイは新規顧客の獲得につなげたい考えだ。
 両社は1月に協議を始めた。今後、電気とLPガスを併用する顧客を対象にした割安な新料金メニューなどを検討する。
 東北電の原田宏哉社長は30日の定例記者会見で「同じ東北でエネルギー事業に携わり、強固な販売網と営業ノウハウは当社にない強み」とカメイを評価。「都市圏に限定される都市ガスと違い、6県一円で展開できる事業規模にも着目した。自由化後の競争力向上に大きな意義がある」と述べた。
 カメイは「LPガス以外のエネルギーとの組み合わせで新たなサービスを提供することで、多様なニーズに応えていきたい」(ホーム事業部)と説明した。


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2016年12月01日木曜日


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