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<いちおし土産>全勝餅

100年以上の歴史を持つ紅白の全勝餅

◎蛸屋(仙台市太白区)/必勝祈願 伝統の甘さ

 江戸時代中期の創業とされる老舗和菓子店で、100年以上の歴史を持つ看板商品だ。
 紅白2種類。薄い餅の生地が、こしあんと白あんを包む。表面には砕いた凍り餅がまぶしてあり、和菓子らしい上品さを醸し出す。
 考案されたのは日露戦争(1904〜05年)の頃。出征兵士の前途と必勝を祈願し、全勝餅と名付けた。
 日露戦争後も東京・日本橋で販売されるなど、軍関係だけでなく一般にも好評だった。1917(大正6)年に開かれた国の製菓博覧会で、最優秀の金賞にも選ばれた。
 全勝餅を作り始めてから現主人の蛸(たこ)秀樹さん(66)で4代目。小中学校の入学式や卒業式の祝い品としても市民に長く親しまれている。「伝統を守りつつ、甘さは健康を考えて抑えてきた。和菓子は高級イメージを持たれがちだが気軽に味わってほしい」と話す。

[メモ]紅白2種類で、いずれも1個135円(税込み)。営業時間は午前9時〜午後6時半。日曜日・祝日休み。店舗は太白区長町5丁目2の2。連絡先は蛸屋022(248)1646。


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2016年12月01日木曜日


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