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20年前淫行の「教諭懲戒免職は適切」と判決

 20年以上前に勤務していた福島県石川高で、教え子の女子生徒とみだらな行為をしたとして、懲戒免職処分を受けた元男性教諭(64)=福島県郡山市=が県を相手に処分取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は30日、処分は適切だったと判断し、男性の請求を認めた福島地裁判決を取り消した。
 市村弘裁判長は「行為は全体の奉仕者たる教員としてとるべき行動に背き、教育に対する県民の信頼を失墜させた。行為が23年以上前のことだとしても、処分は発覚後すぐに行われており、裁量権の乱用とは言えない」と述べた。
 高裁判決によると、男性は1986年から3年余り、当時顧問だったハンドボール部所属の女子生徒と頻繁に性行為をした。定年退職前年の2012年、県教委が元生徒から告発を受けて問題が発覚し、懲戒免職処分とした。
 今年6月の地裁判決は年月の経過や、男性が1990年ごろに慰謝料50万円を支払ったことなどを踏まえ、重すぎる処分だとして取り消し、県が控訴した。


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2016年12月01日木曜日


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