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津波全壊…石巻夜間急患センター再建

新夜間急患センターの開所を祝ってテープカットする関係者

 東日本大震災の津波で全壊し、仮設施設で診療を続けてきた宮城県石巻市夜間急患センターが1日、新築移転先の同市蛇田の石巻赤十字病院の敷地内で診療を始めた。赤十字病院救命救急センターと連携して患者を受け入れる。
 新センターは鉄筋2階、延べ床面積740平方メートル。1階は診察スペース、2階に事務室などを配置した。診療科目は内科と外科、小児科。常勤医2人で、東北大病院などの応援を受けて診療態勢を整える。
 基本的に来院できる1次救急患者を受け入れ、重篤患者も診る赤十字病院救命救急センターとすみ分けを図る。両センターは連絡通路でつなぎ、症状が急変した緊急時に対応する。
 南浜地区にあったセンターは震災で全壊し、2011年12月に仮設施設を日和が丘地区に設置。新センターは15年9月に着工、今年9月末に完成した。
 佐藤仁人(ひろと)所長は「公立と民間の医療機関がつながっているのは珍しい。役割を分担し地域医療に貢献したい」と話した。
 診療時間は平日が午後6時〜翌日午前7時(小児科は午後7〜10時)、土曜は午後6時〜翌日午前7時、日曜祝日は午後6時〜翌日午前6時。連絡先はセンター0225(94)5111。


2016年12月02日金曜日


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