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<栗原女性遺体>元同僚起訴内容認める

 宮城県栗原市で今年3月、同市築館の元介護施設職員蘇武夕貴さん=当時(23)=を殺害したとして、殺人、死体遺棄罪に問われた元同僚の無職渡辺隆之被告(40)=栗原市築館=の裁判員裁判の初公判が1日、仙台地裁であり、被告は起訴内容を認めた。
 検察側は「不倫関係にあった被害者から別れ話を切り出され、怒りを募らせて犯行を決意した。悪質で身勝手な犯行」と指摘。弁護側は「一方的に不満を募らせて及んだ犯行ではない」と情状酌量を求めた。
 被告は殺意や犯行状況について「自分でもよく分からない」などと曖昧な供述を繰り返した。遺体を20キロ以上離れた山林の土中に埋めたり、捜査員から任意で聴取された犯行3日後、蘇武さんの携帯電話に「みんな心配してるよ」とメールを送ったりしたことについては「犯行の発覚を遅らせたかった」と語った。
 起訴状などによると、被告は3月6日午前1時過ぎ、蘇武さん宅で、蘇武さんの首を両手で締めて窒息死させた上、同日夕以降、遺体を自家用車で同市花山の山林に運び、土中に埋めたとされる。遺体は交友関係の捜査で浮上した被告の供述に基づき、4月28日に発見された。


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2016年12月02日金曜日


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