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<全町避難>富岡町本庁舎 3月上旬業務再開

来年3月上旬に業務を再開する予定の福島県富岡町役場

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県富岡町の宮本皓一町長は1日、2017年3月上旬に町内の役場本庁舎の業務を再開させる方針を明らかにした。目標とする来年4月の帰還開始に向けた準備を本格化させる。現在業務を行う郡山市内の仮役場事務所は支所とする。
 宮本町長は町議会産業復興常任委員会で「おおむね2月中には本庁舎の復旧が完了する見通しとなった。3月上旬には主要機能を帰還させ、月末までには(役場の)全面帰還を完了させたい」と述べた。
 仮役場郡山事務所で業務を担う計10課のうち、総務企画部門などが先行して戻り、既に町内の保健センターで業務に当たっている復旧課など3課も移る。町議会3月定例会も本庁舎議場で開会する。
 支所に移行後も引き続き福祉相談や住民票発行など事務手続きができるよう窓口を設け、町外生活を送る住民をサポート。支所はほかに、町民が集中するいわき市内にも設けている。
 町は支所設置の条例案や、荷物搬入などに要する職員の旅費などを盛り込んだ一般会計補正予算案を町議会12月定例会に提出する。
 本庁舎は東日本大震災で建物にひびが入るなどした。町によると、改修工事は来年1月中に終え、2月には通信回線の復旧や備品搬入作業に入る予定。


2016年12月02日金曜日


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