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<汚染廃棄物>宮城県、試験焼却を説明

県の担当者が汚染廃棄物の処理方針と試験焼却について説明した

 東京電力福島第1原発事故で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物の試験焼却を巡り、白石市は2日、仙南最終処分場周辺の自治会や水利組合などの関係者約10人を対象に説明会を開いた。
 宮城県と環境省の担当者が一般ごみとの混焼で全県的に取り組む考え方や、他県の先行例を踏まえた安全対策を解説。仙南地域の試験焼却は仙南クリーンセンター(角田市)で混焼し、焼却灰を仙南最終処分場に埋め立てる意向を示した。
 出席者からは「モニタリングを定期的に行い、結果を分かりやすく伝えてほしい。風評が怖い」といった意見が出た。県は年明けの試験焼却開始を目指すが、同席した山田裕一市長は「クリーンセンターでは(3月末までの)試運転中は無理だと思う」と指摘した。
 クリーンセンターと最終処分場は仙南2市7町でつくる広域行政事務組合が運営する。山田市長は「2市7町の首長と話し合い、次回の市町村長会議までに方針を決めたい」と述べた。
 仙南地域の汚染廃棄物はほだ木や牧草など1万87トン。県全体の28%に当たる。


2016年12月03日土曜日


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