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<B1仙台>坂本痛恨高さ生かせず

仙台―琉球 第3クオーター、ゴール下で相手選手と競り合う仙台・坂本(中央)

 トンネルの出口が見えない。仙台が今季2番目に多い104失点。今季初めて得点が80点台に到達しても21点もの大差で敗れ、昨季bj王者の貫禄を見せつけられた。
 外国人出場枠が両チーム1の第3クオーターは、日本国籍取得選手の坂本の高さを生かし優位に立つはずだった。しかし、ふたを開けてみれば、リードを広げるどころか、逆転を許す。期待のクオーターを終えた時点で10点ビハインドを背負ったのは痛かった。
 坂本は味方との連係が合わず、ゴール下でパスを受けられない。外でボールを持っても、高さが生きない。やっとの思いで中でパスをもらってもミスからボールを失った。この日、まさかの無得点。守っても連係がかみ合わず、失点を重ねた。「チームの足を引っ張ってしまった」と沈痛な表情で振り返った。
 第4クオーターは点差が開いてチームに焦りが見られ、ホワイト頼みのいつものパターンに。相手選手に囲まれたホワイトの強引なシュートが外れると、最も警戒していた速攻を食らい、あっという間に引き離された。
 次戦で負けると連敗は2桁に。「最初から最後まで集中力を切らさずハードにプレーする」と坂本。チームの連敗脱出と自身の名誉挽回へ、覚悟がにじむ。(佐藤夏樹)

<ネパウエ奮闘>
 仙台のネパウエが24得点と存在感を発揮した。「ミスマッチ(身長差)を突いたポストプレーができた。次も積極的に攻める」と手応えを感じていた。
 外国人出場枠が仙台の2に対して琉球が1の第2クオーター、波多野ら日本人とマッチアップ。体格差を生かして、ゴール下に深く押し込んでから難なくシュートを沈めた。
 一方、守備では5人全員が外から仕掛ける琉球の攻撃に翻弄(ほんろう)される場面も。「これまで以上に足を動かし、(味方同士で)助け合うことを意識して臨む」と、次戦に気持ちを切り替えていた。


2016年12月03日土曜日


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